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メッセージ

  • 執筆者の写真: 易者.ヨハネ
    易者.ヨハネ
  • 5月28日
  • 読了時間: 7分
運命」という言葉。それは、ひとつのシステムからなりたっている。

これまでの占は、あまりにまちがっている!

 

占いを自分勝手に、使うな。

少なくとも、推命学とその淵源である断易は

人間の魂とかかわる鬼神との対話である。

 

人は、なぜ、生まれてくるのか。

​魂のありかを探ること、存在の意味を問うこと。

人が自分の人生に最高の価値を求めるとは

価値〜「真善美」の究極を追求するという意味。

精神がこうした形而上学的な世界を求めて生きるということと同じ意味。

 

そこには魂という永遠の生命をかけた

 

「最高の価値」を実感したい本源があるのです。

 

 

この、魂の本源をさぐるには

造化の法則に沿った鬼神の情念に精通しなければならない。

 

鬼神は、天地の道理である陰陽五行​の法則に基づいて

人間世界に干渉してくる。

 

その法則に精通し

ひとりひとりがそれぞれの生きる目的を見出す

 

そこから最高に満足できる人生を指南すること

 

 

これがこの学校のめざす

 

「たましいの医者」である。

『魂の医者について』

ーさて、それでは。どのような方が、その対象となるのか。

運命学とは魂を問題にする学問のことを言います。

ではなぜ、「たましい」を扱うことができるのでしょうか。

それは「彼岸の彼方に実在する秩序の最高原理」を知っているからに他なりません。

この原理により運命が展開されます。

 

「原理」であると称するのは、応用可能な「普遍性」が保たれているからです。

たましいという、永遠なるもの

 

ーそれは、「死を超える」こと;無限なものに対するということ

その方法論にはいくつかのアプローチ法があります。

「感覚」で接近する法 「直観」で接近する法* 「想像」で接近する法

 

上記の方法でひとつの物語を形成するものに

たとえば宗教があります。

しかしここで学ぶ「運命学」は、

「宗教的な体験=主観的なもの」と異なり、

理性を重んじ、「対象化ー客観性」をもって説明することを提示します。

 

人が生きるということ、この世界の現象を- 秩序に沿って- 整合的に説明する

ということを可能にした学問。

 

これが本当の運命学です。

この学問は、「絶対的」かつ「根本的」観点が存在するという確信から生まれてます。

この確信から、抽象概念を取り出し現実の人間社会に当てはめて、「実証性」を担保し、人生の原理として使いこなすことを可能にした。

 

この中身に熟知することから納得の行動を起こすということ、

それが運命をコントロール(=支配する)ということです。

「絶対・根本=原理」という概念は、ある意味で近年、個人主義の潮流である「相対化」することをよしとする傾向から「傲慢性・危険性」が内包されているというように

懸念されたイメージの衣を着せられています。

 

しかし、「一般化」とは誰もが参加できるようにすることであり

その本質とは「普遍性」です。

そうした原理を見出そうとする機能は「思考力」です。

 

この理性を重んじた思考力を鍛え上げていくことで、だれでも魂の医者になれると宣布します。

いやむしろ、少なくとも自分自身が自分の医者の如く、魂についてのケアを行う、

つまりは運命を支配する、

自分の人生を自覚的に運営する主人公であるべきである。

 

「自分の運命は自分で切り開く」ことが必要なのです。

人はなぜ運命を問題にし、

どうしてそこに原理を見出そうとするのか?

 

そこには、そもそもの「自分というもの」についての・存在理由と存在意義が必然的テーマになっているから。

今、ここに私が「存在」する。

なぜ、生まれたのか。

どんな価値があるのか。

何を目的としたらよいのか。

上記のようにこの教室で哲学を問題にするのは、

運命を語るに「存在論」がひっかかっているからです。

​運命を語る、人生の物語を作るということ。

これは、すべてのひとが「たましい」のありかを求めていると代弁していい。

運命学とは、「人生の問題」について、原理的にアプローチするだけでなく

ひとそれぞれについての明確な差異を問題にし

その「個別性」をも網羅して

全ての人の、それぞれに合わせたふさわしいありかた、

他者と比較した違いについての価値判断を持ち込まず

正確無比なまでに対照的に扱い、

「共存の可能性を追求した個性」という

最も本質的なありかたを的確に表現できること。

それぞれの人生と世界の見方について

各個別に明示できるということ。

これが「運命」を学問として扱うという作法です。

推命学に示されている生年月日の星とは、

 

自我の意識体験についての本質構造が示されており、

これを分析することで、志向的構成という概念的作用を見出すことが可能です。

それは、「人生の物語」を構成することを意味します。

そのことが人の生き方を予言し、

これを逆手にとって意識的に使いこなすことで自己実現への道を開いていきます。

​まず生年月日に示されている星は「思考回路」と「感情作用」です。

この星自体が全体として構成されたもの=「心の機能」を決定します。

つぎにこの生年月日の星の構造(=心のメカニズム)を見極めて

星をいかに運用しているのかの指針(=志向性)を見極めることから

その人のたましいを把握することが最重要になります;

・(たましい)+(心のメカニズム)=『精神』​

したがってこの「精神」とは、その人らしくあるための自己実現への理念体系と定義します。

 

 

同じ生年月日でも、運命は異なる。

その違いを読み解くとは、それぞれの

「心(=星の構造)」に乗り移った「たましい」の独自性を特定し、

その個別のたましいが歩んでいる道、

たましいの生き様であるそのひと独自の「運命」へと接近する。

これが『心と精神の研究所』と命名した背景になります。

人生の物語をかけた
運命の重みとは

 

運命における鬼神作用は恐ろしいくらい「原則」に沿って働きかけてきます。

 

 

つまり、「ルール」に従って運動しています。

 

 

このことを間違いないように

しっかり見据えていくということ

 

みなさまはこれが何を意味するとお考えになりますか?

原則にそったあり方を通じて再創造する目的をもつならば

それは鬼神との関わりの中で

人生の物語を創造できるという武器にもなるということ。

これは福音です。

開運の極意とは

つまり、鬼神の働きを再利用できる

自分なりの

自分に合った生き方のルール(=規律:ディシプリン)をもっているかどうかに尽きるのです。​

​自己を立て直し律するルールを持っているのか否か

​それはその方が人生に

どのようなテーマがあるから

あるいは

どのようなテーマに向かっているか

 

というそれぞれがもつ個別課題に沿って勘案することも重要です。

しかし、自分の現行のあり方にあえて無理してまで変えようとは思わない

というような自分に対して自覚が深まっている場合は

そのままでいいと思います。

 

しかし「この状態から脱皮し変化したい」と感じているひと。その場合はそのためのプラン、いわば「処方箋」を示すこと

これが魂の医術たるゆえんです。

生まれてから死ぬまでの間の

全存在をかけた人生の歩み

 

そのどのタイミングで

いかに働きかけるのが適正なのか

こちらをトータル的に見通しながら

今の時の意義を明確に示し

 

鬼神を納得させて(=いわば駆け引きがあります)

魂の喜ぶ幸運を呼び込む術がここにある。

あなたの知らなかった世界に

一度踏み入れて

 

その真偽を見定めた上に

ぜひ、身につけてみませんか。

 

 

 

たくさんの方の入門をお待ちしております。

運命は、あなたのことを、最後まで見ている。
あなたの人生は、運命がすべて知っている。
だから運命は、実は静かに
いつもあなたと共にいる。
 
 
 

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